2012年03月30日 (金) | 編集 |
生後4ヶ月から7ヵ月は、仔犬の歯が生え変わる時期です。
その時期に、犬歯の「乳歯・永久歯」が並び立ってしまう
「二重犬歯」という状況になることがあります。

( 1番右が乳歯の犬歯。右から二番目が永久歯の犬歯です )

( 1番左が乳歯の犬歯。左から二番目が永久歯の犬歯です )
通常であれば、乳歯が抜けた後に永久歯が生えてきます。
もし歯の生え変わりがうまくいかず、成長期(1歳くらいまで)
が終わってしまうと、二重犬歯が固定されてしまい
虫歯になりやすい状態になります。
4ヶ月から7ヵ月くらいのワンコは
歯茎がむずがゆくなって、何でも噛みたがります。
これは何かを噛むことで、歯・歯茎に刺激を与え、
自然に乳歯が抜けやすくするための、本能的な行動でもあります。
ワンコが、歯の生え変わる時期にいろいろなモノを噛み始めたら
例えば牛皮のガムのように

「適度な硬さがあり/飲み込んでも大丈夫なモノ」をあげるのも
二重犬歯になりづらくするための、1つの方法です。
そして、ガム(適度に硬いもの)を噛む習慣をつけることは、
将来的に歯石が溜まりづらいようにする効果もあります。
芸能人もワンコも歯はいのち、です。
2012年03月22日 (木) | 編集 |
A 混合ワクチンの種類 ・・・ 5種類がベースで8種類のタイプが人気です。
基本5種 ・・・ 犬ジステンパーウイルス 犬アデノウイルスⅠ型感染症(犬伝染性肝炎)
犬アデノウイルスⅡ型感染症(犬伝染性咽頭気管支炎) 犬パラインフルエンザ感染症
犬パルボウイルス感染症
※ 犬ジステンバーウイルス、犬アデノウイルスⅠ型感染症、
犬パルボウイルス感染症の3つが、いちばん症状がきつく出るため
「コアウイルス」と捉えられているようです。
4種 ・・・ 基本5種-犬パラインフルエンザ感染症
6種 ・・・ 基本5種+犬コロナウイルス感染症
7種 ・・・ 基本5種+犬レプトスピラ感染症2種
→ レプトスピラという名前の感染症は数百種類あるようですが、
そのうちの「イクテロヘモラジー型」「カニコーラ型」の2種に対応
8種 ・・・ 基本5種+犬コロナウイルス感染症
+犬レプトスピラ感染症2種(「イクテロヘモラジー型」「カニコーラ型」)
9種 ・・・ 基本5種
+犬コロナウイルス感染症+犬レプトスピラ感染症3種
(「イクテロヘモラジー型」「カニコーラ型」「ヘブドマディス型」)
※ ワクチン接種によって抗体ができるまで、通常2週間くらいかかるそうです。
そのため、その2週間はできるだけ他の犬との接触は避けた方が良いようです。
※ 生ワクチンと生ワクチンの働きを弱めた不活性化ワクチン
があります → アレルギー対応
B 混合ワクチンを打つタイミング
① 生後2ヶ月目と生後3ヶ月目に1回ずつの合計2回
② 生後30・60・90日目に1回ずつの合計3回
※ ①②が基本のように感じましたが、微妙に違いがあり、
また獣医さんによっても考え方が違うようです。
※ 次の年からのワクチンの接種は、毎年1回で良いようです
(3年に1回くらいで良い、という説もあり)
※ 基本的に人間の場合はワクチンを打つと一生モノですが、
ワンコの場合は定期的にワクチンを打たないと効果が薄れるようです
(これについても諸説あり)
人間の場合と同様で、ワクチンの接種についても
いろいろな考え方があるようです。
基本5種 ・・・ 犬ジステンパーウイルス 犬アデノウイルスⅠ型感染症(犬伝染性肝炎)
犬アデノウイルスⅡ型感染症(犬伝染性咽頭気管支炎) 犬パラインフルエンザ感染症
犬パルボウイルス感染症
※ 犬ジステンバーウイルス、犬アデノウイルスⅠ型感染症、
犬パルボウイルス感染症の3つが、いちばん症状がきつく出るため
「コアウイルス」と捉えられているようです。
4種 ・・・ 基本5種-犬パラインフルエンザ感染症
6種 ・・・ 基本5種+犬コロナウイルス感染症
7種 ・・・ 基本5種+犬レプトスピラ感染症2種
→ レプトスピラという名前の感染症は数百種類あるようですが、
そのうちの「イクテロヘモラジー型」「カニコーラ型」の2種に対応
8種 ・・・ 基本5種+犬コロナウイルス感染症
+犬レプトスピラ感染症2種(「イクテロヘモラジー型」「カニコーラ型」)
9種 ・・・ 基本5種
+犬コロナウイルス感染症+犬レプトスピラ感染症3種
(「イクテロヘモラジー型」「カニコーラ型」「ヘブドマディス型」)
※ ワクチン接種によって抗体ができるまで、通常2週間くらいかかるそうです。
そのため、その2週間はできるだけ他の犬との接触は避けた方が良いようです。
※ 生ワクチンと生ワクチンの働きを弱めた不活性化ワクチン
があります → アレルギー対応
B 混合ワクチンを打つタイミング
① 生後2ヶ月目と生後3ヶ月目に1回ずつの合計2回
② 生後30・60・90日目に1回ずつの合計3回
※ ①②が基本のように感じましたが、微妙に違いがあり、
また獣医さんによっても考え方が違うようです。
※ 次の年からのワクチンの接種は、毎年1回で良いようです
(3年に1回くらいで良い、という説もあり)
※ 基本的に人間の場合はワクチンを打つと一生モノですが、
ワンコの場合は定期的にワクチンを打たないと効果が薄れるようです
(これについても諸説あり)
人間の場合と同様で、ワクチンの接種についても
いろいろな考え方があるようです。
2012年03月21日 (水) | 編集 |

狂犬病はワンコの伝染病最悪の病気です。
狂犬病はウィルスに感染したことによって起こる感染症です。
症状としては脳に異常を起こし、理由も無く暴れたり
噛み付いたりして、やがて昏睡から死に至ります。
1度発症してしまえば生存確率は0%です。
狂「犬」病となっていますが人間や猫などでも
発症し、確実に死んでしまいます。
日本ではほぼ撲滅に成功しましたが
海外ではまだまだ当たり前のように発症しているそうです。
狂犬病のワクチンは、法律でワクチン接種させる
ことが義務付けられています。
大阪市でも毎年4月には市内の小学校や公園などを
会場とし集合注射を実施しています。
注射料金は2650円/注射済標交付手数料は550円です
(大阪市のHPより)
2012年03月14日 (水) | 編集 |
最近、お客様の話を聞いている中で「ワンコの車(乗り物)酔い」について悩まれている方が多いことを知りました。
せっかくの機会なので自分なりにも頭の中で「車酔い対策」について整理しておこうと思います。
「乗り物酔い」について、ウィキベディアの説明を読むと、以下のような記載がありました。
一定の速度で全く揺れずに直進している乗り物では酔いは起こらない。乗り物の動揺によって、或いは加速・減速・カーブの際に体に加速度が加わって三半規管、特に耳石器系が刺激された結果引き起こされる自律神経の失調状態である。そのため、医学的には動揺病または加速度病と呼ばれる。
「乗り物酔い」(人間、犬)について、何かを飲んで酔わないようにする、という発想でいくと、車酔いの薬や生姜などがパッと浮かぶところです。
ただウィキベディアの記載にもあるように、乗り物酔い対策の優先順位の第一にくるのは、車の運転を丁寧にすることだと思います。あとはプラスで
・ (車の中の)匂いでも酔う → 換気をマメに行う/アロマなどで、ワンコが好む匂いを準備しておく
・ 乗り物の中で眼球の動きを細かくするような行為をすると酔いやすい → ゲージに入れて、流れていく外の景色を見えないようにする?
・ 数時間前に食事を終えておき、移動中は食事を与えない(移動中に水分を補給すべきかどうかは意見が分かれるようです)
・ ワンコの着ている服がカラダを締め付けていないかどうか(血流が悪いと酔いやすいようです)
上記がポイントになるのではないかと感じました。
「教えてgoo」にもペットタクシーの営業をされている方の話が載っており、非常にわかりやすかったので、転載させていただきます。
基本的に、殆どの犬は車に酔うものだと認識しておいて下さい。稀に全く酔わない犬達がいますが、こちらの方が特別なんですよ。
犬に乗せる前に・・・
1. 車の近くで指示を出して、従ったら褒めてあげる(おやつをあげるなど)遊んであげる。
2. エンジンを始動させないで、車の中で同様の事を行う。
3. 怖がらないようであれば、エンジンを始動し、その中で同様の事を行う。
4. 問題なければ、短い距離を走ってみる。
5. これもクリアー出来たら、徐々に走る距離を延ばして行く。
※これらは「車を怖がる犬」への対処法のひとつです。
実際に車に乗せる場合は・・・
1. 散歩は事前に済ませておく事。
2. 車に乗せる2時間くらい前から、食餌・おやつは与えない。少量の水なら問題ありません。
3. お腹が空き過ぎていても、満腹でも、犬は車に酔い「吐き戻し」をしてしまいます。
4. 車内では自由にさせない事。
5. 「ケージ」「クレート」「キャリーバッグ」などに入れて載せてあげて下さい。危険防止の為と、犬に安心感を与える為です。犬は「穴倉」的な場所へ入ると、心理的に落ち着きます。この習性を上手に利用する事です。
6. 車内の「においのするもの」は全て撤去します。「無香性」のものに交換してあげて下さい。
7. 外の景色は見えた方が良い犬と、嫌がる犬がいます。様子を見て対処してあげて下さい。
8. 窓から首(頭部)を出している人がよくいますが、カーブでの飛び出しの危険性や、他の犬を見つけた時に興奮して飛び出す事もあります。また、ずっと風を顔に受けていると、目の角膜を傷付けてしまう原因にもなりますので、避けた方が良いと思います。
9. 犬は人間よりも(特別な場合を除いて)体重の軽い動物です。右折・左折時にはゆっくりと。また「急」のつく操作は厳禁です。
10. 犬は人間のように車の動きを予測して、準備をする事が出来ません。そもそも「車酔い」の主な原因はここにあります。車内で自由にさせないといった事も「ケージ」などに入れておく事も、この事への対処方法なのです。
11. 約2時間おき位に休憩を取り、散歩をさせて排泄させる事。また給水も忘れない事。食餌・おやつは与えない事。
12. 車内に「におい」がこもらないように、窓は少しだけ開けてあげて下さい。犬は「におい」に敏感です。「におい」が原因で酔う事もあります。
13. 峠道(曲がりくねった道)を走る時は、各カーブは車の挙動が大きくならないように、ゆっくりと走行してあげて下さい。峠道で「攻める」ような走りをすると、犬は確実に吐きます。
14. いつ吐いても対処出来るように「ペットシーツ(出来るだけ多く)」「犬用消臭剤」「ウェットティッシュ(除菌タイプ)」「ティッシュ」を忘れずに。
以上が、私が仕事上で注意している事です。
加えて、オーナー様にもお願いしている事も含まれています。
・ 犬は車に酔うもの。車に乗せる前に、車に対する恐怖心を取り除いておく。
・ 車に乗せる2時間位前から何も食べさせない事。
・ 犬を車内で自由にさせず、ケージなどに入れる事。
・ においがこもらないように、窓は少しだけ開ける。但し、犬が車外に頭を出したりしないように注意する事。車の運転は慎重に。
・ 右や左に極力揺らさない、急な操作は行わない事。
・ 犬をケージなどに入れたくない場合は、犬用の「シートベルト」といった物が売られていますので、それを利用し車のシートベルトに固定すると良いでしょう。
・ 犬は吐きたい時には独特の動作を取ります。「ウェウェ」といった感じの小さな声で嗚咽をし、背中を丸めて前後に体を揺らし始め、口の端から涎が徐々に多く出て来ます。この動作をし始めたら、すぐに安全な場所に停車させ、車外に出してあげるか、顔(口吻)の下にペットシーツを敷いてあげると良いでしょう。
その他の答えについても大変参考になりましたので、リンクを張らせていただきます。
教えてgoo ワンコの車酔い対策
2012年03月12日 (月) | 編集 |

上の写真では少し見づらいかもしれませんが、眼球の左端の方に、睫毛(しょうもう=まつ毛)がくっ付いています。
さかまつげ・眼瞼内反症(がんけんないはんしょう/眼瞼=まぶた)/睫毛乱生症などの症状により、まつ毛が眼球に刺激を与え続ける状態になることがあります。
そうすると角膜炎や結膜炎、涙やけ(流涙症)などを引き起こしやすくなります。
私の経験では、シーズー、アメリカンコッカースパニエル、ペキニーズに、さかまつげ/眼瞼内反症/睫毛乱生症が、多かったように思います。

当店では全身美容の際、御希望があれば、まつ毛の抜毛もさせていただきます(全身美容の場合は、まつ毛の抜毛もコース料金に組み込まれています)
獣医さんやお客様と相談させていただきながら、丁寧に対応させていただきます。