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ペットショップでの日常を中心に、お役に立てる情報も発信していけたらと思っています。
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今日のわんちゃん 7月21日(火)
2020年07月21日 (火) | 編集 |



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ふくくん シーズー 2歳


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バルキーくん Mシュナウザー 2歳


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杏くん トイプードル 13歳


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銀次郎くん トイプードル 12歳


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チコちゃん 柴犬 7歳


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文太くん Mシュナウザー 11歳


御来店ありがとうございました 




ストレスと脱毛
2013年06月30日 (日) | 編集 |

先日、青森県・鯵ヶ沢町の有名ブサかわ犬「わさお」の記事を読みました(週刊文春6月27日号)


週刊文春記事わさお脱毛


わさおが「激やせ」「脱毛」してしまった、という内容でした。


秋田犬わさお


飼い主さんが2ヶ月ほど入院し、寂しかったことが脱毛の原因ではないか?ということでした。


ウチのお店でも同じようなケースがありました。飼い主様が1ヵ月ほど入院した際、全身の被毛が抜けてしまったワンコがいました。


その後、飼い主様が退院されると、以前のフサフサな状態に戻っていきました。ストレスと脱毛/ワンコの飼い主様に対する強い想いを感じました。





犬のコレステロール値について
2012年06月07日 (木) | 編集 |

だいぶ前になってしまうのですが、お客様のワンコの総コレステロール値が高い、という話が出ました。

人の場合の総コレステロール(T-Cho、TC)の基準値は、150~220mg/dlですが、私が調べた限りでは、犬の総コレステロールの基準値はマチマチでした。

「171~287」「100~265」「81~157」「140~252」「135~270」「70~303」「111~312」 ・・・ 左記7種類の基準値が出てきました。 コレステロールの単位については「mg/dl(=mg/100ml)」で統一されていますので、数字の違いだけ見ていただければ大丈夫です。

検査する機械によって基準値の設定が、だいぶ違うのかもしれません。 また犬種によって基準値が違うかどうか、という点についても、わかりませんでした。


一般的に、コレステロール値が高いと動脈硬化のリスクが高まる、と言われています。

肝臓から体の各細胞にコレステロールを運ぶLDL(低比重リポたんぱく)と、全身の各細胞から古くなったり余ったりしたコレステロールを回収し、肝臓に戻すHDL(高比重リポたんぱく)が検査値として重視され、LDLコレステロールを悪玉コレステロール/HDLコレステロールを善玉コレステロール、という言い方をすることも多いと思います。

通常は、総コレステロール値が高い、とりわけLDLコレステロールが高いと動脈硬化に繋がる、と言われることが多いと思います。

同時に現在では、LDLコレステロールの値が高いこと=動脈硬化に繋がる、ではなく「変性した」LDLコレステロールが動脈硬化の原因になるのではないか、という説も有力視されています。

コレステロールが悪いのではなく、コレステロールを包んで運搬する船の役割を果たしている「リポたんぱく」が障害を受けること(=変性LDLになる)で、血管の平滑筋細胞やマクロファージが変性LDLを大量に取り込んで「泡沫細胞」になり、泡沫細胞が動脈の壁に付着していくことで動脈硬化が進行していく、という考え方です。

そのため、LDL(低比重リポたんぱく)が変性する原因になる ①活性酸素対策として・・・ビタミンEやカロチンの摂取 ②血中ホモシステイン値の増加を防ぐ・・・ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸の摂取 といった栄養素の摂取が重要ではないか、とも言われています。

コレステロールは「細胞膜の材料になる・性ホルモンや抗ストレスホルモンの材料になる・胆汁酸の材料になる」といったことで、生体にとって大変重要なものです。

通常、体にとって悪いものの検査値は、低ければ低いほど良いとしたものですが、コレステロールは生体にとって大変重要なものですので「高すぎてもダメ・低すぎてもダメ」という微妙な部分があります。

そのため(遺伝性素因が大きい、家族性高コレステロール血症のようなケースは別として)基本的には、ワンコの状態を見て/獣医さんの指示を仰いでいただき、もし総コレステロール値が高くても様子を見る、という状況の場合には、ビタミンEやカロチン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸を摂取しておく、というのも予防的措置としては、考えられるのではないかと思います。




ウチのペットのホームドクター(杉本彩さん)
2012年04月25日 (水) | 編集 |



少し古い話になりますが、女性セブン(4月19日号)で「犬、猫、小動物 ペットの名医 全国リスト」という特集記事があり、企画の一環として「ウチのペットのホームドクター」と題して、著名人の方の話がいくつか出ていました。


その中で杉本彩さんのお話が

特に参考になりましたので、紹介させていただきます。



「私が ‘いいドクター‘ と見極めるポイント」


1 治療の選択肢を複数提示してくれ、納得いくまで丁寧に説明してくれるかどうか。

2 老齢のコに対して‘延命‘することだけでなく、生活の質を考慮した楽な生き方を動物の立場で考え、医療目線だけではないアドバイスをしてくれる先生。

3 (獣医と患者の)よい関係って一方的ではないんですよね。下された診断や治療法に納得するには、飼い主もある程度の知識を持つように努力することが必要だと思います。

4 ドクターにも得意不得意があるのでリサーチしておくのも大事ですね。

( 女性セブン4月19日号93ページより/一部改変 )



私も4については同じように思うところがありました。例えばワンコに多い疾患として、皮膚病・歯周病・白内障・腎臓結石・関節炎、などがあります。

もし上記の疾患に対して人間の場合であれば、皮膚科・歯科・眼科・泌尿器科・整形外科、といった感じで、それぞれ専門の先生が対応してくれます。

動物病院の場合、基本的には1人の先生が全ての疾患に対応しますので、得手不得手が出てくるのは、やむを得ない部分もあると感じます。






噛むワンコ
2012年04月03日 (火) | 編集 |


ウチのお店に来ていただいているお客様の中で、少数ではありますが、噛むワンコもいます。


噛まれる(噛まれそうになる)ケースとしては


① 痴呆が入ってくるケース(年をとり、状況が把握できなくなっている)

② 近づいてくる人に対して噛む(飼い主さんに対しても)

③ 自分の嫌な事をされる時に噛む(シャンプーや爪切りなど)


といった感じで分類されるように思います。


私が見てきた中で、個人的に不思議に思っているワンコの行動は、③で「ゲージの出し入れをする際に猛烈に暴れて噛みにくるケース」です。


ゲージに入れる時に暴れるのは何となくわかるのですが、出す時も激しく抵抗されます。


初めてお店に来ていただいた時に、緊張/警戒心から噛みにくるだけではなく、毎回繰り返されます。


ただ、そういう行動をする子は、逆にカットやシャンプーの際には、もの凄くおとなしくなります。


ゲージに入れられるのを嫌がるのは、わかります。でも出す時に抵抗されるというのは・・・


では、触られること自体が嫌なのかな?でもカットやシャンプーでは、おとなしいし・・・


私もトリマー歴20年になりますが、ワンコ達のことについて、まだまだわからないこともたくさんあり、日々勉強を痛感します。